日本最大級の遊郭 飛田新地とは？ 日本最大の遊郭、そして最後の遊郭とも呼ばれいてる大阪・飛田新地にある飛田遊郭。大阪ではソープ条例により、本番行為ができるソープが禁止されており、この飛田に至っては独自の風俗文化が進んでいる。表向きは料亭街としてお店が立ち並び、どのお店にも戸が開いた玄関先に女の子がポツりと座っている。その中から気に入った女の子を選び、料理を食べる前に自由恋愛で本番まで…という流れになっている。店内に入ってからも、その独自なスタイルは変わらず布団一枚惹かれた狭い部屋でサービスを受けるのだが、20分でだいたい16000円と、普通の風俗の倍以上の値段設定になっている。いわゆる「ちょんの間」スタイルである。Hなサービスを受けるのなら普通の風俗言った方がいいのだが、日本独自のエロ文化である遊郭の雰囲気を楽しめる他に、料金に見合ったルックス、スタイル共にレベルが高い女の子だらけ、というのが人気の秘密である。

遊郭で働く遊女は過酷 現代に残る人身売買

遊郭が盛んだった江戸時代、表向きから見れば華やかな場所であったが、人身売買がまかり通っていた時代であったのも事実。遊郭ではもちろん、性行為のための商品として遊女は扱われ、金銭的に困った娘を持つ親たちの間でも、店に遊女として娘を売るという選択は当たり前の様に存在していた。しかし遊女として働いても借金はどんどん積み重なり、返済前に病死する女性も多かった。遊女の平均寿命は22歳というのも驚きである。現代においては賃金は昔より遥かにいいが、それ以外は何も変わっていないのではないだろうか。